皆さんは、「マネジメント」と言う言葉にどんなイメージをお持ちですか?
近年、様々なメディアでよく取り上げられる事の一つに「マネジメントや管理職をやりたがらない人が多い」という事があります。
今日は、先日Yahooニュースに取り上げられていたアンケートデータから「マネジメント」について考えてみたいと思います。
マネジメントをしたくない理由とは
Yahooニュース:出世したくない人が増えている? 管理職になりたくない理由、1位は男女ともに「責任が重いから」【ビズヒッツ調べ】
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4e8de9c0e4e5b8d0754931f8ef3d82dec511bb9
上記のアンケートによると、管理職になりたくない理由としては
・責任が重い
・仕事・残業が増える
・割に合わないと感じる
といった事が多いようです。
男女ともに、給与や報酬よりもワークライフバランスを重視する人が増加していることも影響しているでしょう。
逆に言うと、マネジメント経験がある人、マネジメント志向のある人は今後も需要が高まり続け、「マネジメントスキル」は自分の市場価値を大きく上げるものであると言えます。
「マネージャー」?「スペシャリスト」?
一定の年齢になると、マネジメントスキルを求められることが増えますが、エンジニアの方からも「マネジメントしたくない」「できれば技術だけを磨いていきたい」という転職のご相談を受けることがあります。
その人にとって向き不向きはありますが、マネジメントをしたくない人の中には、実はマネジメントのイメージのみで「食わず嫌い」をしてしまっている人も多いというデータがあります。
リクルートマネジメントソリューション:管理職になりたくなかった人でも得られる管理職の醍醐味
https://www.recruit-ms.co.jp/issue/inquiry_report/0000000505/?theme=manager
上記の管理職向け調査によると、もともと「管理職になりたくなかった」と答えている人のうち、半数以上が、管理者になったあとに気持ちがポジティブに変化しています。
・人が成長する事にやりがいを感じる
・今までの現場の仕事とは違う楽しさがある
・自分自身の成長の幅が広がった
など、実際にマネジメントをしてみた事で、新しい仕事のやりがいを見つけられているようです。
また、マネジメントをする立場になると、裁量も増え、仕事のコントロールが可能になるので、自分のスキル次第で、ワークライフバランスの整った環境にしていく事もできます。
長期的、客観的な視点でキャリア形成を。
もちろん、技術のスペシャリストになるという道もありますが、技術の進化が早いこの時代で、年齢があがりながら常に新しい技術を取り入れ、取り残されずについていく事を現実的に考えると、かなりのスキルが必要となります。
「マネジメントをしたくない」と言う理由が『楽をしたい』『現状維持したい』と言うような方の場合は、自身の市場価値がどんどん下がっていく結果になってしまいます。
どちらが向いているかについては、長期的な視点で考える必要がありますし、自分では向いていないと思っていても実はそうではなかったという場合もよくあります。
アスシアではその方の経験と思考などから客観的なアドバイスを正直にお伝えしています。
また、マネジメントスキルを身に付けていきたいと思われた場合、どのようにステップアップしていくのが良いのかのご提案や、マネージャーとしての教育環境や報酬制度が整っている企業かどうかのアドバイスなどもしております。お悩みの方はぜひご相談ください。