こんにちは。
アスシア株式会社の福士です。
「他社で先に内定をいただいたので、この企業の選考は辞退します」
実際に転職のご支援をしている中でよくある状況です。
しかも、志望順位が高い企業の選考がまだ残っていても起こっていることです。
このように、今の転職市場では、候補者に面接を最後まで受けきってもらうことさえも、本当に難しいのです。
各社に事情はあるものの、この採用難の時代に、スピードが理由で貴重な人材を逃していること。
逃し続けていること。
エージェントとして非常に大きな問題と感じています。
スピードが遅い会社が勝つことは少ないです。
たとえば恋愛でもカップルが成立しているところに割り込むのは難しいですよね。
競った採用がすべてうまくいったときの事業成長を考えると、逃したものの大きさがよくわかります。
思い当たるところがあった場合は、いままでのやり方に捉われず、面接フローの見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
・期待できる候補者がいた場合は、応募から1時間以内の書類選考結果連絡を目指し、温度感の高さを共有して、早期によい関係づくりをはじめる。
・書類選考段階で期待できる方には、事業責任者など、『候補者とよい関係を築き、意思決定ができる方』との面談を早期に設定しスピードを上げる。
弊社で行っているエグゼクティブ領域の転職支援では、役員や意思決定者の方々と直接やり取りをすることが多いため、エントリーすればすぐに返答をいただけ、面接依頼が入ります。
さらに両手型で求職者の状況も直接お伝えできるので、お互いにスピード感をもって対応ができ、その結果採用成功につながっています。
候補者にとって、選考スピード=意思決定スピードととらえられる可能性があります。
過去のやり方そのままや、勧められた定型事例をもとに採用活動をしていませんか。
もしそうであれば、市場観を意識して自社の採用方針を決定しましょう。
弊社では、人材紹介だけではなく、採用コンサルティング事業・研修事業も行なっております。
採用に関する多様な課題に対して解決のお手伝いをさせていただきます。
ぜひご相談いただけますと幸いです。

Sier、外資系ITベンダーで法人営業に従事。その後アスシアへ入社。現在は沖縄に在住。
●強み
IT業界での経験から、専門的な技術領域のヒアリング、企業の特色を踏まえたアドバイスが強みです。業界や技術トレンド情報も踏まえて中長期的なキャリアを提案させて頂きます。
現在のお悩みだけではなく、将来を見据えたサポートを心がけています。「情報の整理がしたい」「セカンドオピニオンをお願いしたい」などちょっとした相談も歓迎です。納得感の高い転職を一緒に実現しましょう。