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多様性をすすめる労働環境にどう適応していくのか

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こんにちは。アスシア株式会社の伊藤です。

この数年、雇用形態の多様化やテレワークの普及により、「多様性」について考えさせられる機会が増えました。
サービス業の現場で定年後の再雇用人材が活躍していたり、フルリモートで育児中の方のビジネス復帰が増えたり、日常の中で外国人労働者の方を見かける機会が増えたりと身近でも多くの変化がありました。また、65歳や70歳に定年を変更する企業も増えてきました。

そのように労働環境が多様化する中で、日本で働くことが誰にとってもより魅力的になるように、私達一人ひとりができることについて考えてみました。

まず、『人は一人ひとりバックグラウンドが異なり、考え方や思考も違って当たり前』という認識を持つことが重要だと感じます。特にこれから長いキャリアを歩んでいく20代、30代は、育った環境や背景が全然違う人達と協働する機会が益々増えると考えられます。電車内や会議中にタバコを吸うのが当然だった時代に育った人もいれば、ガムを噛みながら接客することが許される国で育った人もいて、物事に対する考え方やモラルに「普通」という共通認識をもって進めることができなくなります。

もちろん全てを柔軟に受け入れる必要はありません。「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、今の良さを大切にしていくためにも、見た目やわかりやすいバックグラウンドに振り回されず、一人ひとりにしっかりと対峙して物事を進めていく必要があるのではないでしょうか。

以前友人に面白い話を聞きました。コンビニでアルバイトをしている同じ学校の外国人の友人が歌いながら仕事をしていたので「なんで仕事中に歌ってるの?」と聞いたところ、「その方が周りも自分も楽しくない?」という答えが返ってきました。なるほどと思いつつも、「でも歌ってたらお客様は用事があっても話しかけにくいし、それが外国の人で外国の歌だったらなおさらちょっと怖いかも。」と言ったら、「それもそうか、日本人はシャイだしね。」と納得して、人がいない時に鼻歌を歌う程度になったということでした。
こうやって一つ一つ話し合えばいいのだよな、と思うとともに、ふと「この歌っているのが日本人だったらどうだっただろう」と考えました。もしかしたらすぐに怒られていたか、変な目で見られていたか、皆さんはどう思われますか。日本人は日本人に対してもイメージを持っているなと気づきました。

『外国人だから』とか『年代が違うから』などという思いこんだイメージから入らず、一人ひとりと向き合ったり、何が本当に適切なのかを考えることで、これまでとは違った考え方を学ぶことができますし、その分人生も豊かなものになるのではと考えています。デジタル化が進み便利になったからこそ、互いの違いを認め話し合うアナログなコミュニケーションを大切にすることが、気持ちよく仕事ができる環境づくりに繋がると考えています。


【コンサルタント紹介】伊藤

趣味は筋トレとサウナ。大阪に住む2歳の姪っ子に溺愛中で、2週間に1回はビデオ通話をしています。

●強み
相手の立場に寄り添い、ご希望やご状況を深く理解した上で、候補者の方が長期的に活躍できる企業様をご紹介しています。転職後も継続的にコミュニケーションをとっておりますので、現場の生の声をお届けできます。


●メッセージ
転職軸や方向性を話し合う際は、妥協なくお互いが納得するまで話し合うスタンスです。「こんなこと聞いて良いのかな?」というご相談も大歓迎です。小さな不安も解消しながら納得のいく転職活動を進めていきましょう。

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