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中国出張を経て感じた経済や人の動き

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こんにちは、代表の小椋です。
先日、中国での人材事業の現地調査も兼ねて上海に行って参りました。

色々なことが言われている国ではありますが、市場の規模は本当に大きく、大手グローバル珈琲チェーンは約4年で6000店舗を展開(日本は1800店舗ほど)。

そしてさらにすごいのが、珈琲チェーンのニーズを掴んだ国内企業があっという間にそれを超える店舗数を中国全土に出店し、国内企業の成長の速さや勢いを感じました。

 

日常生活において驚いたことは、現金を使うことが全くなくなったことです。使わないのではなく、使えないのです。

タクシーを利用したければ、アプリで呼ぶ必要があり(日本と違い交通機関やタクシーは安い)、支払いもアプリから行わなければいけません。
中国の友人たちに聞くと、やらなければ使えないので、70代や80代の方もアプリを覚えて対応しているそうです。

日本のアプリはタクシーアプリと支払いアプリが別だったり、会社によって使えるものが違ったりと何段階かの難しさがありますが、中国のアプリは覚えてしまえば俄然便利でした。
ただし、現地に金融機関口座をもっていない外国人にとっては入金などで苦労があります。

中国の求人市場

さて、本題の現地の求人市場については、内需に対応できている会社は大きく強く躍動しています。

そのため人材の採用にも非常に積極的で、生産管理や工場内職種、また財務などの専門性を有する方は、50代、場合によっては60代の方にも転職の機会がありました。
スキルアップや待遇アップのための転職が当たり前のため、企業はより即戦力の獲得が必要となっているのです。
そしてその反面、経験の少ない若年層は就職に苦労しています。驚くほど優秀な方でも就職先がなかったり、薄給でインターンから始めていたりするのが現実です。

コロナ禍もあり、海外へ行く機会が減っていましたが、印象だけでなく現地で案件に触れて来るのは大事だなと改めて思うとともに、日本の今後について真剣に考える機会となりました。

もし中国での就業をお考えの方や中国での経験を活かしたいという方は、特に若手の方には厳しく、相当な覚悟がないと希望する条件と合わないのではないかと思いますので、是非ご相談いただきたいです。

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