今日は、
「転職後、活躍できないでいること」
に悩み、相談にいらっしゃる方についてです。
こういう相談の場合は、しっかりと背景を理解するために、長い時間をかけて突っ込んだお話をさせていただくこともあります。
転職後すぐに再度転職を考えている方のお話でよくうかがうのが、
「以前の職場の元上司や同僚・取引先からヘッドハンティングされて現職に入りました」
という転職動機です。そのようなケースは、「声をかけられたこと」に意識がいき、転職活動自体が雑なものであることが多いのです。
純粋なヘッドハンティングであれば、役割責任や待遇、ミッションが明確に提示されて意思決定をしますが、実際は多くの方がシンプルに「誘われたから入社した」というのが真実です。
この事実を「違う言葉で話したい」もしくは「本当に認識が違っている」という方は、まず現実に向き合う必要があります。
転職は『目的があり、その目的に合ったオファーがあるから入社する』というのが前提です。
お話をうかがっていくと、誘われて転職したものの「待遇はあまり変わらない」「仕事内容も変わらない」「社風はむしろ悪化した」という方もおられます。
このような方とは、正しい認識と転職の目的を整理するために、
・なんのために転職するのか
・どんな将来を描こうとしているのか
と言ったことを、何度も面談を重ねました。待遇や仕事内容など、現状の問題だけで転職すれば前回と同じだからです。
弊社は転職を勧めるばかりではありません。 ご本人の状況を踏まえて、丁寧に提案を致します。
アスシアでは、お一人お一人の状況、お考えを伺い、その方にとって一番良い形を一緒に考えていきたいと思っております。今は転職の時期ではないという場合も、正直にお伝えいたします。長期的にサポートしてまいりますので、是非お気軽にご相談ください。