
今回はちょっと一服していただけるコラムとなればと思います。
話題の万博に行ってきました。2025年日本国際博覧会というのが正式名称だそう。
いきなり話がそれるが、関西人にとって「万博」といえば太陽の塔があるガンバ大阪の本拠地の吹田(すいた)のあそこを指す。そして駅名もそちらが万博公園だから、今開催中の大阪・関西万博に行かれる方は気をつけて「夢洲駅」へ向かっていただきたい。
さて本題の万博だが、結論から言うと「もう一度行きたい!」。
とにかくワクワクした。
まず何もかもが想像よりもでかい!人間は古来より大きいものが好きなのだと再認識する。
初めて見た姫路城、東京タワー、就活で行った丸の内や新宿のビル群、飛行機や新幹線から見る富士山、、、皆さまにも衝撃をうけた何か大きなものはないだろうか。
その想像を超えるでかいものが目白押しなのが万博なのだ。
木造建築物ギネス記録の大屋根リング、某アニメの実物大兵器、各国のパビリオン、、でかい!
今や見るより先に情報が入ってくる時代で、それでもその想像を超えてこられた。
さらに言うとその多くが変な建物だ。万博の建物は「仮設建築物」扱いのため制限がかなり少なく(もちろん安全基準はクリアされています)、建築家や芸術家たちはチャレンジングな建物を作る。それがまた面白い。
そしてさらに人が素晴らしい。老若男女、来ている人も働いている人も多くが楽しそうでそして親切。もちろん人種も多様で、それが当たり前にあのリングの中(とその周辺)におさめられている。
こんなワクワクはいつぶりだろうか。
そういえば私が人材業界に入った約20年前は、「もっとワクワクしたい」と転職相談に来られる方が一定数いた。
最近はどうだろうかと社内の求職者データベースで「ワクワク」と検索したらたった0.5%の数しかヒットせず少し寂しい気持ちになった。
昨今は一個人が調べられる情報があふれているからか、夢だったりフワッとした大きなことを言いづらくなっていないだろうか。
でも実際に万博に行って思うが、行動を支えるモチベーションの一つに「ワクワク」は大きな存在としてある。
もちろんそれだけでは転職は出来ない。でもキャリアを考えるきっかけとして「ワクワクしたい」というのは素敵だと私は思う。
余談だが、私はこのコラムを出張で東京に行く飛行機の一番後ろの席で書いている。まもなく羽田に向けて高度を下げ始める頃だ。機長から「左手に富士山が、右手にまもなくディズニーリゾートが見えてきます」と親切なアナウンスがあった。
窓際からは「見えた」という声とかシャッターの音がたくさん聞こえてくる。
うん、やっぱりワクワクは大事。
弊社では「ワクワクしたい」などの”個人の想い”も大事にキャリアのご支援をいたします。
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